品物を対価にお金を得る手段として、「質屋」「買取店」があります。
いずれもその仕組みは一見すると似ていますが、違いはどのような部分があるのでしょうか。
また、お金を得たい時にそれぞれ向いているケースをご紹介します。

質屋とは

質屋とは、ブランド品など価値のある品物を預けることでお金を借りる「質預け」と、売却してお金を得る「買取」の両方を取り扱っているサービスです。

買取に関しては買取店でも同様に行われていますが、「質預け」というサービスは質屋ならではの独自のサービスといえるでしょう。

買取店とは

買取店とは、その名の通り買取に特化したお店のことを指します。

買取対象の品物は多岐に渡り、総合的に買取を行うお店もあれば、専門的に特化した買取店も存在します。

質屋と買取店の違い

質屋と買取店では、何が違うのでしょうか。
「取引」「査定価格」「取扱品目」の3つの観点で違いを解説します。

Point1. 取引の違い

質屋と買取店の取引における最大の違いは「質預けの有無」といえるでしょう。

買取に関しては両者行っており、大きな違いはありません。

質屋では品物を買い取るだけではなく、品物を担保としてお金を借りることができます
借り入れ期間内に利息と借り入れ金額を支払うことで、預けた品物を再び手に入れることができます。

一方で買取店の場合は、こういった仕組みが存在しないため、一度品物を売却してしまうと再び手に入れるためには、買い戻す以外にできなくなってしまいます。

Point2. 査定価格の違い

「買取」の査定価格は、買取店よりも質屋のほうが高い傾向にあります。

というのも、質屋は、「買取」による売り上げの他に、「質預け」による利息売り上げがあるため、利益還元ができ、その結果、質屋では、買取の査定価格を高くすることができるためです。

また、質屋には、長年にわたり熟練の鑑定士が在籍しているため、鑑定レベルの高さにより、買取の査定価格を高くご提示できるためです。

一方、「質預け」の査定価格は、「買取」の査定価格よりも僅かに安い傾向にあります。

というのも、質屋が「質預け」の査定価格を決める際、預り期間の3カ月間における相場の変動を加味する必要があるためです。

3カ月の間に相場が下がってしまうと損をしてしまうので、相場よりも少し安い「質預け」の査定価格を提示されるケースがあります。

Point3. 取扱品目の違い

取扱品目に関しては質屋と買取店で大きな違いはありません

質屋が向いているケース

一時的にお金が必要で、対象となる品物を手放したくないという場合や、高額商品の場合は質屋の利用が向いています。

質預けの場合は融資となるため、お金を返済する必要があります。

逆に言えば、お金を返すことで品物を取り返すことができるので、一時凌ぎとしてお金を借りたい場合には、質屋の方が向いている可能性が高いでしょう。

また、質屋では前述の通り熟練の鑑定士による買取も行なっています。

質預けと買取、どちらにしようか悩んでいる際には、買取店では預けるという概念がないため質屋の方がおすすめとなります。

買取店が向いているケース

品物に対して愛着が特になく、お金を借りるのではなく自分のものにしたい場合や、安価な商品を売却する場合は、買取店の方が向いているといえます。

融資ではなく売却になるため、品物を取り戻すことはできませんがお金を返す義務も発生しません

まとめ

質屋と買取店、一見すると似ているサービスですがそれぞれの特徴は全く異なります

どちらの方が優れているというものでもありませんので、ご自分がお金をどのように利用したいのかによってそれぞれを適切に使い分けましょう。

お気軽にお問合せください

お急ぎの方はお電話ください。

0120-985-191

営業時間外や定休日には、24時間送信可能なメールをご利用ください。

住所

〒198-0032 
東京都青梅市野上町三丁目23番地34

電話/FAX

0120-985-191 / 0428-20-5173

メール

info@nijiya-7ten.jp

営業時間

朝9時~夜7時/土曜定休

質預りの方

質屋のご融資は、由緒正しい庶民の金融機関です。

質屋のご融資は、「物を担保として預けることで、誰でもその場でお金を借りることができる。」という古くからある由緒正しい庶民の金融機関です。

審査が必要ありませんので、ご気軽にご利用いただけます。

東京都公安委員会の厳しい審査を経た許可によって営業し、お客様からお預かりした品物は、同公安委員会の耐震・防火基準をクリアした空調完備の質蔵(保管庫)で大切に保存しますので、高級皮革バッグ、毛皮、高級時計でも安心してご利用いただけます。

こんな方はにじやの質預りを
ご利用ください

質預りの
メリット/デメリット

質預りに必要なもの

貴金属、ブランド品、時計等のお品物

18歳以上である事を確認出来る書類
(免許証・マイナンバーカード・パスポート等)

ご利用の流れ

1.ご来店

質預りを希望する商品をお持ちになって、にじや質店にお越しください。
お車でお越しの方は、店舗横に駐車場を6台分ご用意してあります。
※待ち時間のない「預かり査定」もできます。

2.査定

お品物一点一点を、お客様の目の前で丁寧に査定、ご説明致します。
金・ダイヤモンド等の査定にはプロツールも使用。

3.ご融資

査定の金額に納得いただけましたら、その場で現金をお渡しいたします。
ご融資額は査定価格の範囲内で、お客様が決めることができます。
高額な貴重品をお預けした場合でも、必要な額だけをお借りいただけます。
お店からは現金と一緒に、品物の詳細や預かりの期限が書かれた「質札」(シチフダ)をお渡しいたします。

4.返済期間、利息のお支払、借入例

【返済のための最短期間と最長期についてについて】

返済のための最短期間は3カ月で、この3カ月以内に借入元金と利息をお支払いいただければ、お預かりしたお品物をお返しいたします。

つまり、質預かり期間は原則3ヶ月間で、質料(利息)は月計算となります。日割り計算は行っておりません。

ご返済が期限を過ぎてしまいそうな場合、質料(利息)をお支払いいただくと、期間を延長することができます。返済のための最長期間は、基本3カ月に延長期間を加算したものとなります。例えば、延長期間が2か月の場合、同最長期間は、5カ月(3カ月+2か月)となります。なお、最長期間の延長は制限しておりませんは。

【1年分の利子、手数料、その他の費用を含めた最大年率と利率の明示について】

利息はご融資額に応じて1か月単位で発生し、手数料はかかりません。利息は、月利5%~8%(年利率(APR)は、60%~96%)で、ご融資額が多いほど利息が低くなります。

【該当するすべての費用を含む、お借入れの総費用の代表例について】

【お借入れの例1】
シャネルのバックを質入れして20万円を借りて、1か月後に返済した場合の利息は、月  利7%で1万4千円となります。この場合、借入金と利息を合わせた21万4千円で、質入れしたシャネルのバックを受け戻すことができます。言い換えれば、該当するすべての費用を含む、ローンの総費用は、21万4千円となります。

【お借入れの例2】
ロレックスの時計を質入れして70万円を借りて、2か月後に返済した場合の利息は、月利6%で4万2千円となります。この場合、借入金と利息を合わせた74万2千円で、質入れした時計を受け戻すことができます。言い換えれば、該当するすべての費用を含む、ローンの総費用は、74万2千円となります。

にじや質店の満1か月のお利息はつぎの通りです。

ご融資額 お利息
~5万円8%
~50万円7%
~100万円6%
100万円超5%
※上記新利息は、2023年11月1日以降の契約分に適用されます。

5.品物のご返却

お貸した金額とそれまでの利息をお支払いいただき、品物の返却を致します。
※万一返済の都合がつかなかった時は、そのままにしても元利金の請求はございません。