目次

1.金の概要・・・金に関する基本的な情報

金は化学元素の一つであり、元素記号は「Au」で表されます。
金は非常に貴重な金属であり、古代から人類によって重要視されてきました。
金は黄色の輝きを持ち、しなやかな金属であり、高い輝度や優れた伝導性、非反応性などの特性を持っています。

物理的特性

原子番号: 79

原子量: 196.9665 g/mol

密度: 19.3 g/cm3

融点: 1,064.18°C

沸点: 2,808°C

産出と採掘

金は地球内で比較的希少な元素ですが、鉱石として自然界に存在しています。
主な金鉱石には、黄鉄鉱(ピリット)、黄銅鉱(キャルコパイライト)、石英などが含まれます。
金は世界中で採掘されており、主な産出国には中国、オーストラリア、ロシア、アメリカ、カナダ、南アフリカなどがあります。

用途

  • 宝飾品:金は美しい輝きを持ち、宝飾品として使用されることが最も一般的です。
  • 投資:金は不安定な経済状況や通貨価値の変動に対するヘッジとして投資対象としても人気があります
    金インゴット、金貨、金ETF(上場投資信託)などが投資手段として利用されます。

産業用途

金は優れた伝導性を持ち、電子部品、通信機器、コンピュータなどの産業製品にも使用されます。

医療用途

金は医療分野でも使用され、関節炎やがん治療などに応用されることがあります。

貨幣

かつては金貨が通貨として使用されていましたが、現代の通貨システムでは紙幣や硬貨が主流となっています。

金の価格

金の価格は、世界の金融市場で取引されており、常に変動しています。
世界の経済情勢や地政学的リスク、金の需要と供給などの要因が影響を与えます。
金は歴史的な重要性や美しさ、多様な用途などから、現代でも重要な資産として扱われています。
金の市場は国際的で活発であり、世界中の投資家や産業に大きな影響を与えています。

2.金の特徴・・・金の希少性、耐久性

金は多くの特徴を持つ貴重な金属です。

輝きと美しさ

金は独特の黄色い輝きを持ち、その美しさから宝飾品や装飾品に広く利用されています。
その鮮やかな輝きは他の金属にはない特徴です。

優れた伝導性

金は電気と熱の伝導性が非常に高く、これらの特性を活かして電子部品や通信機器などの産業製品に使用されています。

反応性の低さ

金は空気や水とほとんど反応しない非常に不活性な金属です。
これにより、錆びたり酸化したりすることなく、長期間にわたって輝きを保ちます

高い耐食性

金はほとんどの酸やアルカリに対しても耐食性があります。
この特性から、宝飾品や貨幣、歯科などに広く利用されています。

可延性と可鍛性

金は非常にしなやかで、非常に薄く引き延ばすことができる可延性と、容易に形を変えられる可鍛性を持っています。
このため、宝飾品の細工や金箔の製造などに適しています

希少性

地球の地殻において金は希少な元素であり、高い集中度でしか存在しません
そのため、採掘や抽出が困難で、貴重な資源として扱われています。

金融市場での需要

金は世界中の金融市場で取引され、投資家による需要が存在します。
不安定な経済状況や地政学的リスクが高まると、金は安全な避難所としての需要が高まることがあります。

これらの特徴により、金は古代から現代に至るまで、宝飾品、産業製品、投資対象などさまざまな分野で重要な役割を果たしています。

3.金の買取価格・・・現在の金相場や、金の買取価格を左右する要因

金の買取価格は、多くの要因によって変動します。主な要因は以下の通りです。

金の純度(カラット)

金の純度はカラット(K)で表されます。例えば、K24は純金、K18は75%が金、K14は58.5%が金という具合に、含まれる金の割合が異なります。純度が高いほど、価値が高まります。

市場価格

金の市場価格は日々変動します。国際的な金の相場や地域の需要と供給によって決まります

金の重量

買取価格は一般的に、売却する金の重量に基づいて計算されます。
一般的な単位はグラムやトロイオンス(1oz=約31.1g)です。

質屋や買取業者の条件

質屋や買取業者によっても買取価格は異なります。
業者によって手数料やマージン、査定方法が異なる場合がありますので、いくつかの業者で価格を比較することが重要です。

金の形態

金は様々な形態で取引されます。
金貨、金インゴット、宝飾品、金箔など、形態によって買取価格が変わることがあります

買取価格はこれらの要因によって大きく変動するため、具体的な買取価格を知りたい場合は、信頼性のある金の買取業者に相談して、現在の市場価格と条件を確認することをお勧めします。
また、金の取引に際しては詳細な情報を持ち、慎重に取引することが重要です。

4.金の買取方法・・・金を買取に出す方法や、買取にかかる費用

金の買取方法はいくつかの選択肢があります。以下に一般的な金の買取方法を説明します。

質屋や貴金属買取業者への店頭持ち込み

信頼性が高い質屋や貴金属買取業者の店舗を訪れ、金の査定と買取を依頼する方法です。
現物を直接持ち込んで査定してもらうため、即時に価格を知ることができます

郵送買取

質屋や買取業者に金を郵送して査定を受ける方法です。
事前に金を梱包し、特定の郵送方法を利用して業者に送付します。
業者が受け取った後、査定を行い、金額の提示を受けます。提示された金額が合意できれば、買取が成立します。

ブティックや宝飾店

一部の高級宝飾店やブティックは、宝飾品の買取を行う場合があります。
自分が持っている宝飾品を持ち込んで査定を受けることができます

重要なポイント

質屋や貴金属買取業者を選ぶ際には、信頼性や評判を確認することが重要です。
公正な査定と適正な価格での買取を行っている業者を選ぶようにしましょう
買取価格は金の純度や重量、市場価格によって変動します。
複数の業者で査定を受け、価格を比較することが賢明です。

金の買取は慎重に行う必要があります。
高額の取引になる場合もあるため、しっかりと情報収集を行い、信頼性が高いと取引を行うよう心掛けてください。

5.金の買取に必要なもの・・・必要な書類や、金の査定に必要な書類等

金の買取を行う際に必要なものは以下の通りです。

金の品物

買取を行うためには、金の品物が必要です。
金の宝飾品(ネックレス、指輪、ブレスレットなど)、金のコイン、金のバーなど、売却したい金の物品を用意してください。

身分証明書

質屋や貴金属買取業者では、売却者の身元を確認するために身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポート、住民票など)が必要です。
身分を確認することで、盗難品や不正に入手された金の取引を防止する目的があります。

包装材

金の品物を持ち込む際には、適切な包装材(ジップロックバッグ、封筒、クッション材など)に入れてください。特に、郵送で買取を行う場合は、しっかりと梱包して傷がつかないように送付する必要があります。

買取契約書

一部の質屋や買取業者では、買取契約書を取引の際に作成する場合があります
この契約書には、売却者の個人情報、取引内容、買取金額などが記載されます。

証明書

品物が純金製の宝飾品や貨幣である場合、純度や正当性を示すオリジナルの証明書があると、買取価格に有利となることがあります
ただし、必ずしも必要とされるわけではありません。

6.金の買取の注意点・・・金の買取価格を下げる要因や、金の買取を依頼する際に注意すべき点

金の買取価格は、さまざまな要因によって影響を受けます。
以下は、金の買取価格を下げる要因の一部です。

金相場の下落

金の買取価格は、金の相場価格に大きく依存しています。
金相場が下落すると、買取価格もそれに応じて下がる傾向があります。

純度の低下

買取業者は、純度の高い金ほど高価で買い取りします。
純度の低い金や混ぜ物が含まれた金は、買取価格が低くなる可能性があります。

市場需要の低下

金の需要が低下すると、買取業者は在庫を抱えるリスクを考慮して価格を下げることがあります

買取業者の経費

買取業者は、金の評価や精製、保管、マーケティングなどのさまざまな経費を負担しています。
これらの経費が高い場合、買取価格に影響を及ぼすことがあります。

インフレーション

物価上昇が進むと、通貨の価値が低下し、金を含む商品の価格も上がります。
これにより、実際の購買力が下がるため、買取価格が相対的に低く感じられることがあります。

これらの要因は、金の買取価格が変動する原因として挙げられます。
金を売却する際は、相場状況や買取業者の評判、純度の確認などを慎重に考慮し、適切なタイミングで取引を行うことが重要です。

金の買取を行う際には、いくつかの注意点に留意することが重要です。
以下に金の買取の注意点をいくつか挙げます。

信頼性の確認

質屋や貴金属買取業者を選ぶ際には、信頼性を確認することが重要です。
業者の評判や口コミを調べるだけでなく、質屋営業法や古物営業の許可を受けているかどうか、過去のトラブルの有無なども調査してください

買取価格の比較

買取価格は業者によって異なる場合があります。
複数の業者で金の買取価格を比較し、適正な価格を知ることが大切です。

重さの確認

買取業者が金の重さを確認する際に立ち会うことをお勧めします。
業者の軽量が正確であることを確認するためです。
重量を確認させてもらえない買取業者は、重量が正確でない場合があるので十分に気を付ける必要があります。

売買契約の内容を理解

取引前に売買契約の内容をよく理解しましょう。
買取価格、手数料、返品条件、保証などが含まれる場合があります。

◆返品・キャンセルポリシー

取引後に後悔した場合や他の買取業者で高値がついた場合に備え、返品・キャンセルポリシーを理解しておくことが重要です。

買取後の手続き

買取が成立した場合には、必要な手続き(支払い方法、領収書の提供、金の送付方法など)を確認しておきましょう。

宝飾品の分解

宝飾品を売る場合、業者が査定のために分解することがあります
その際には、分解後に元の形に戻すことができるかどうかを確認しておくと良いでしょう。

これらの注意点を頭に入れながら、信頼性のある貴金属買取業者と適切な取引を行うことで、スムーズかつ公正な取引が実現します。

7.にじや質店で金の買取を依頼するメリット

にじや質店で金を買取するメリットは以下のような点が挙げられます。

X線分析装置を用いた科学的な鑑定

にじや質店では、貴金属の元素を分析するX線分析装置を導入することで、刻印が無い金も買い取りができるため、結果としてお客様の買取金額が格段に増加します。

Leica Micro scope

SPECTRO SCOUT

目の前鑑定による安心感

お客様の目の前で鑑定をおこなう様子
デジタル顕微鏡による金ネックレスの刻印K18の拡大画像

にじや質店では創業以来、お客様の目の前で金を鑑定し、最新のデジタル顕微鏡で金の刻印を拡大表示するとともに、重量もお客様に確認していただき、納得査定を心がけております

にじや質店で実際に買い取りした金製品の重量を計測し、
お客様に提示している様子

即金での取引

にじや質店では金の査定が行われた後、ご納得いただければ即座に現金で買取金額を受け取ることができます
他の方法よりも手軽に現金化できる点がメリットです。

質入れによる借入も可能

にじや質店では、古物商として金を売却するだけでなく、質屋として金を担保に質入れすることもできます
簡単に言えば、金を担保にして、お金を借りることができます
金を預けて一定期間内に元金と利息を返済すれば、金を取り戻すことができます。

なお、金を担保にした借入は、質屋のみに公安委員会から許可されており、一般の買取店では、借入はできません。

信頼性のある取引

にじや質店が属する質屋は、古くから存在する商売であり、多くの場合、信頼性の高い会社が運営しています。
質屋営業法に則った適切な取引が行われるため、安心して取引を行えます

金の価値を知る機会

最新のX線分析装置を使った質屋の専門家による査定で、持っている金の実際の価値を正確に知ることができます。金の品物に対して公正な評価が行われるため、適切な価格で売却できます

プライバシーの保護

質屋での取引は、家族や他の人々に知られることなく行えるため、プライバシーが守られるというメリットがあります。

顔を合わせての取引

にじや質店では、実際に店舗を訪れることで、顔を合わせた取引が可能です。
信頼性を確認するために、直接話をすることで安心感が得られるでしょう。

お気軽にお問合せください

お急ぎの方はお電話ください。

0120-985-191

営業時間外や定休日には、24時間送信可能なメールをご利用ください。

住所

〒198-0032 
東京都青梅市野上町三丁目23番地34

電話/FAX

0120-985-191 / 0428-20-5173

メール

info@nijiya-7ten.jp

営業時間

朝9時~夜7時/土曜定休

質預りの方

質屋のご融資は、由緒正しい庶民の金融機関です。

質屋のご融資は、「物を担保として預けることで、誰でもその場でお金を借りることができる。」という古くからある由緒正しい庶民の金融機関です。

審査が必要ありませんので、ご気軽にご利用いただけます。

東京都公安委員会の厳しい審査を経た許可によって営業し、お客様からお預かりした品物は、同公安委員会の耐震・防火基準をクリアした空調完備の質蔵(保管庫)で大切に保存しますので、高級皮革バッグ、毛皮、高級時計でも安心してご利用いただけます。

こんな方はにじやの質預りを
ご利用ください

質預りの
メリット/デメリット

質預りに必要なもの

貴金属、ブランド品、時計等のお品物

18歳以上である事を確認出来る書類
(免許証・マイナンバーカード・パスポート等)

ご利用の流れ

1.ご来店

質預りを希望する商品をお持ちになって、にじや質店にお越しください。
お車でお越しの方は、店舗横に駐車場を6台分ご用意してあります。
※待ち時間のない「預かり査定」もできます。

2.査定

お品物一点一点を、お客様の目の前で丁寧に査定、ご説明致します。
金・ダイヤモンド等の査定にはプロツールも使用。

3.ご融資

査定の金額に納得いただけましたら、その場で現金をお渡しいたします。
ご融資額は査定価格の範囲内で、お客様が決めることができます。
高額な貴重品をお預けした場合でも、必要な額だけをお借りいただけます。
お店からは現金と一緒に、品物の詳細や預かりの期限が書かれた「質札」(シチフダ)をお渡しいたします。

4.返済期間、利息のお支払、借入例

【返済のための最短期間と最長期についてについて】

返済のための最短期間は3カ月で、この3カ月以内に借入元金と利息をお支払いいただければ、お預かりしたお品物をお返しいたします。

つまり、質預かり期間は原則3ヶ月間で、質料(利息)は月計算となります。日割り計算は行っておりません。

ご返済が期限を過ぎてしまいそうな場合、質料(利息)をお支払いいただくと、期間を延長することができます。返済のための最長期間は、基本3カ月に延長期間を加算したものとなります。例えば、延長期間が2か月の場合、同最長期間は、5カ月(3カ月+2か月)となります。なお、最長期間の延長は制限しておりませんは。

【1年分の利子、手数料、その他の費用を含めた最大年率と利率の明示について】

利息はご融資額に応じて1か月単位で発生し、手数料はかかりません。利息は、月利5%~8%(年利率(APR)は、60%~96%)で、ご融資額が多いほど利息が低くなります。

【該当するすべての費用を含む、お借入れの総費用の代表例について】

【お借入れの例1】
シャネルのバックを質入れして20万円を借りて、1か月後に返済した場合の利息は、月  利7%で1万4千円となります。この場合、借入金と利息を合わせた21万4千円で、質入れしたシャネルのバックを受け戻すことができます。言い換えれば、該当するすべての費用を含む、ローンの総費用は、21万4千円となります。

【お借入れの例2】
ロレックスの時計を質入れして70万円を借りて、2か月後に返済した場合の利息は、月利6%で4万2千円となります。この場合、借入金と利息を合わせた74万2千円で、質入れした時計を受け戻すことができます。言い換えれば、該当するすべての費用を含む、ローンの総費用は、74万2千円となります。

にじや質店の満1か月のお利息はつぎの通りです。

ご融資額 お利息
~5万円8%
~50万円7%
~100万円6%
100万円超5%
※上記新利息は、2023年11月1日以降の契約分に適用されます。

5.品物のご返却

お貸した金額とそれまでの利息をお支払いいただき、品物の返却を致します。
※万一返済の都合がつかなかった時は、そのままにしても元利金の請求はございません。