金価格の高騰が
止まりません

昨日、2023年8月30日には、国内小売価格が1グラムあたり1万50円に達し、過去最高を更新しました。
連日のようにテレビのニュースで報道されていますので、ご存知の方も多いかと思います。

私たち買取事業者にとっては、金の高騰は朗報と言わざるを得ません。
金の買取価格も高騰しているため、お客様に提示する査定額も大きくなります。
そのため、これまで金の売却をためらっていた人々が、1グラム1万円を超えたということで、買取依頼をしてくださる場面が多くなっています。
実際、弊社においても直近では、金の売却を希望するお客様が増えています。
中には、過去に購入した金の価格が、購入時の10倍以上になっているケースもあります。
買取金額のご提示にお客様自身がびっくりされることもよくあります。
金価格高騰の背景には、テレビのニュース報道などで言われているように国際情勢の逼迫が大きく影響されています。
ロシアによるウクライナ侵攻や、中国と台湾の緊張、米中関係など、世界各地での紛争や対立による人々の不安が高まっています。
このような状況下では、今までもそうなのですが、
金は安全資産として注目を集め、需要が高まります。
そのため、金価格は当面は引き続き緩やかに上昇する可能性が高いと思われます。
(※ご判断は自己責任でお願いいたします)

もちろん、金価格高騰には、悪い側面もあります。
生活必需品ではない金価格の高騰では、金の買い占めや投機的な取引も多く発生します。
金価格が急騰すると、投機目的の買いが入り、価格がさらに高騰する恐れも出てきます。

私たち買取事業者は、金価格高騰の恩恵を受けつつも、金の適正な流通に努め、人々の生活に貢献していきたいと考えています。
また、金価格の急騰によって、金の需要が大きく変動する可能性にも注意が必要です。
金の需要が急減した場合、金の買取価格も下落する可能性があります。
そのため、私たちは常に金市場の動向を注視し、適切な査定額を提示できるよう努めてまいります。
引き続き弊社では、今後も金の価格動向を注視しつつ、お客様に喜んでいただける査定額をご提示できるよう取り組んでまいります。